2016/11/9

おすすめ本

2016年10月に読んだ本

2016年10月に読んだ本をまとめます。
「コンビニ人間」を読んで村田沙耶香さんが好きになって、「しろいろの街の、その骨の体温の」を読んで村田沙耶香さんが苦手になりました…。

「コンビニ人間」村田沙耶香


「コンビニ人間」村田沙耶香 ・ 重いテーマで前半はもや〜〜としてたけど、読んだ後はスッキリ清々しい気持ちに。私には〇〇人間と呼べるものがないなあ。 ・ 作者の村田さんは初読みだったけど、前にテレビ「ボクらの時代」で拝見した時に去年芥川賞をとった羽田さんに匹敵するくらい印象の強いキャラだったのでとても興味があった。他の作品も読みたい。 ・ 文藝春秋では選考委員の方の批評が読めるのだけど、島田雅彦先生はお気に召さなかったらしく激しく酷評しており、巷にはマニュアル人間が自民党支持者くらい沢山いるとかなんとか作品に全く関係ない毒舌に発展してそれも面白かった。 ・ 実写化するならば、主人公の古倉さんは市川実日子しかいないのでは!!縄文時代がお得意の白羽さんは松田龍平、パートリーダー泉さんは尾野真千子、バンギャルの菅原さんはイマル、コンビニ店長は鈴木浩平でいかがでしょうか!!

「絶対フォント感を身につける2」MdN


月刊誌のMdN買うのは10何年ぶり…。 前の絶対フォント感はなんとなく買いそびれたので今回は購入。 フォントの見分け方など楽しい記事も。でも「もじ部」の充実ぶりには敵わないなーと思った。 ・ この別冊の見本帳は机に置いておきたい。 持ってるフォントのページだけ付箋付けた。 普段あまり使わないフォントもこうして見るといいなあと思ったりして。早速今日の案件はこの本見ながら秀英明朝にした。 ・ モリサワパスポートはずっと契約してるけどフォントワークスも欲しい。筑紫書体はもちろん、レイルウェイとか、つばめってフォントが可愛い。入会金のお高さにずっと躊躇している。

「嫌な女」桂 望実


「嫌な女」桂 望実 ・ この表紙の女性は夏子かな。 綺麗な花を背負い男を誘いながら、上がった口角は微笑んでいるようにも嘲笑っているようにも見える。 ・ 特別に美人というわけでもないけどやけに男受けが良く、異性と同性の前では態度が全然違う、という夏子のような人は私の若い頃の職場にもいたけれど、彼女達は今頃家庭に収まっているのだろうか?それとも中年になっても尚、どこかのコミュニティでチヤホヤされているのだろうか? 読みながらふとそんな昔のことを思い出している私は、対する弁護士の徹子の側に肩入れしてしまう。 男を手玉に取る夏子を軽蔑しながらも、自分にはないその器量の良さには尊敬する、という気持ちもわかる気がする。 ・ 夏子は単にそういう女というだけでなく、根っからの詐欺師であるから、次々とトラブルになり、都度徹子が対応する。 弁護士の徹子は関係者にとにかく話を聞いて回る。まるで刑事のようで、正直こんなことを弁護士がやっているとは思わなかった。 弁護人の夏子を疑いながらも、交渉相手との落とし所を見つけていく展開が面白い! 職業小説としても楽しい本でした。 ・ あの黒木瞳が監督で映画化したらしく、吉田羊の徹子はまさにイメージ通り!でも木村佳乃の夏子はかわい過ぎるな〜。私の中では高岡早紀かな!!

「しろいろの街の、その骨の体温の」村田沙耶香


「しろいろの街の、その骨の体温の」 村田沙耶香 ・ 前情報なく読んだけど最後までずっと苦手な生々しさ。 小中の同級生との上下関係。初恋。性の目覚め。 子どもの頃の苦い出来事を思い出すと共に、子どもたちの数年後を案じたりする。 ・ 主人公の母親は、娘が傷付いて帰宅してもご飯食べなさいなどと鈍感なのだけど、私の母親はどうだったかなあー。それに、私も自分ではわからんけどこんな母親なんだろうか。 とか本筋と関係ないことをモヤモヤと。 ・ もしこれが主人公が男の子で伊吹くんが女の子なら文学として成り立つのか。痴漢や性的犯罪を受けた方の中にはフラッシュバックする人もいるだろう。個人的には苦手としか言えない本だった。

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