2016/12/22

フリーランス, 育児

主婦フリーランス、独立後の振り返り

フリーランスの今年とお金の話 Advent Calendar 2016に参加しています。

Advent Calendarからお越しの皆さまはじめまして。
フリーランスのWebデザイナーとして活動しております、kunugi designと申します。
40代の主婦で、出産後に育児をしながらフリーランスとして働き始めました。
二人目の出産や親の介護などもあり、慌ただしい日々でした。
私の7〜8年になるフリーランス生活を振り返ってみたいと思います。
(お金のネタ少なめでごめんなさい。)

フリーランス歴を振り返る

フリーランスのきっかけ

長女が離乳食を始めたころ、会社員時代にお世話になった方に声をかけて頂いて、久々に仕事をしました。
少しブランクもあったので上手くいかないもどかしさもありましたが、「もしかすると育児をしながら時々仕事ができるかもしれない」と考えるようになりました。
以前からフリーランスになりたい!という意気込みがあったわけではなく、流れのままに。
最初は子供が寝ている間だけの活動でしたが、段々と夫の実家に預ける時間が増え、それも限界を感じて一時保育へ。
その翌年に保育園に入園でき、kunugi designと屋号を建て、本格的にスタートさせていただきました。
この辺りのお話しは「フリーランスママ、保育園入園までの経緯」という記事にまとめています。

週2回の派遣とフリーランスのWワーク

認可保育園に入園が決まってからの2ヵ月、実は就職活動をしていました。
なかなか上手くいかず就職はあきらめたのですが、ご紹介頂いた週2回の派遣に行くことにしました。
それまでの一時保育は週3回だったのですが、預ける日数が週5回に増えるので、2日分だけ外で働いてみようと思ったのです。

ですが、結論から言いますと失敗でした。
派遣の日はほとんどフリーランスの仕事ができず、急な修正などに対応できないのでご迷惑をお掛けすることがありました。
そして自宅から往復2時間半の通勤時間、必然的に働く時間は短くなり、通勤費用は自分持ち。
意外と収入には繋がらず、時々残業も発生したのでお迎えに間に合うかヒヤヒヤする日々でした。
結局、子供の入院をきっかけに更新終了をお願いいたしました。

仕事の為にはプライベートの時間を削る

就職を一旦あきらめ、本当にフリーランスでもやっていけるのか、最初は不安がありました。
制作会社さんに売り込みをしたり、営業も頑張って毎日必死でした。
会社員時代の働き方をまだ引きずり、何よりも仕事を最優先に動いていました。
ご相談頂いたお仕事はとにかく断らず、睡眠時間と休みを削ればなんとかなると考え、何ヶ月か休みはゼロでした。
この頃書いた記事「フリーランスの一日」を読み返すと、毎日必死だったな〜と懐かしく思います(今も必死ですけど、必死度が高い!)。
まだ30代だったので、乗りきる体力もあったのかもしれません。

子供と両親の病気

仕事を始めた頃から実家の両親が相次いで病気になりました。
病状が悪化するにつれ、実家まで往復4時間を行き来する機会が頻繁になりました。
介護をお願いしている関係者の方々との面談、通院の付き添い、入退院の手続き、必要なものの買い出し、介護施設や病院探し・・・在宅介護ではないのですが、私がやるべきことはたくさんありました。

そして子供の病気。長女は赤ちゃんの頃からよく熱を出す子供でしたが、保育園に入ってから入院することが続いてしまいました。
仕事をしながらでも、ギリギリ家族の病気もフォローできていましたが、常に綱渡りの状態だった約2年。
子供の入院では泊まり込みで付き添いが必要になるため、平日は家に帰って作業することができず、残ったお仕事を取引先の方にお引き受け頂くことがありました。
娘が川崎病で入院した際はしばらく療養が必要になり、保育園も2ヵ月近く休園し、私の仕事のあり方を考える大きなきっかけになりました。

仕事のスタンスを考え直す

何かの時に家族を支えるのは自分しかおらず、できるだけ色んなところに支障が出ないように働き方を改めようと考えました。
うちの夫は帰宅が遅く全く休めないので、平日の世話は100%私ですが、土日は夫も休日出勤がない限り子供の面倒を見ることができます。
なので、平日に万が一仕事が進まなくても土日に巻き返せるように、納期には土日を含め1週間程度お願いすることが多いです。
実際の工数以外にも、子供の様子(咳をはじめた 等)を見ながら判断しています。
必然的にお断りする機会が増えてしまい、本当に申し訳ない気持ちですが、悩ましい問題です。
納期まで余裕があっても、仕事が進められるうちはできるだけ早く進めて提出することを心がけています。

二人目の出産・育児

時間的にも少し余裕ができた頃に、ようやく授かったのが次女でした。
保育園になかなか入れなかったので、しばらくは預けずに仕事をしていました。
フリーランス 二人目の保活」という記事に書きましたが、それも今となっては次女との大切な時間でした。
また次女もよく熱を出す子で(泣)、年に2〜3回は入院しています。
やはり育児は2人いれば2倍時間がかかるものなんだと思います。

小学校の学童は入らず

自宅で仕事をしているし、という単純な理由で、小学校に入学する際から学童には入れていません。
郊外なので実家が近かったりパートの方が多いのか、学童に通うお子さんが少なく、長女もすぐ帰宅できる方が嬉しいようです。
平日はお友達と遊んだり習い事もあるので、そこまで相手をしているわけではなく、困ることはあまりありません。
ただ、お友達が家に遊びに来てくれるので、掃除をサボれなくなりました(苦笑)。
長期休暇は正直なところ時間を持てあましますが、楽しんでいる自分もいます。
今年の冬休みは、長女の冬休みに合わせて次女と共に休むことにしました。今から楽しみです。

ママフリーランスのつながり

ここ数年で、私と同じようなフリーランスのママさんのネットワークや企業の取り組みが進んできました。
私もいくつかの団体さまに登録させていただき、お仕事をさせていただいております。
女性がターゲットである案件が多く、私としても作っていて楽しくテンションが上がるお仕事が多いです。
私と同じように母でありフリーランスのディレクターさんやコーダーさん、システムエンジニアの方など、お会いしたことのない皆さんとのつながりでサイトができていくことに、不思議な魅力を感じています。

案件が発生する毎に、フリーランスの様々な職種のスタッフにアサインし、チームを組んでクラウドで仕事を共有する。
ママという枠でなくても、いわゆるクラウドソーシングではないフリーランス向けの業務委託モデルとして、このような形式の働き方がもっと盛んになっても良いのではと思いますが、今後どうなるでしょうか?

生涯の仕事になるか

20代でこの仕事を目指した時、将来どんな環境になっても食べていけるよう、手に職をつけたいと考えていました。
当時、ようやく一般的に盛んになったインターネットの仕事なら、この先無くなることはないだろうと転職しました。
ですがすぐに進化の早い業界であることを理解し、もしかしたらWebデザイナーという職種自体が案外寿命が短いかもしれない、と思い直しました。
それでも何とか今でも続けられているのですが、この先10年後、となると難しい気がしています。
この職種自体は進化しながら残っていたとしても、50を過ぎた私には厳しいかもしれません。
頭の片隅では10年後のことが気がかりだったりする昨今です。

お題の回答

フリーランスになって、収入増えた?減った?(具体的歓迎)

会社員の頃は月残業70時間〜90時間程度働いていて、休日出勤も月に何度か。
プライベートや家庭よりまず仕事が最優先でした。
フリーランスになってからは家事&育児&時々介護が必要になり、その分稼働時間も激減しました。
収入を増やすことは目標とせず、責任の取れる範囲で働きたいと思っています。

元会社員の方は、会社員時代と単価感とかどう違う?

お仕事の大半が制作会社さまからの下請けになりますし、勤めていた会社と同等の金額でお請けすることはスキル的にも難しいと思っています。

価格調整で困ったこととかありますか?(対処法など)

制作費用に関しては、大体これくらいという価格は自分の中ではありますが、明確に価格表などにはしていません。
ただ、あまりにも相場より低い価格を提示されると困ってしまうので、取引の前に大体トップページは○万円、とご案内するようにしております。
見積もりを依頼されてクライアントさまが判断する場合もあれば、クライアントさまから提示されてこちらが受けるかどうか判断する場合もあります。
皆さんの対処法、私も伺いたいです!!

まとめ

制作業務以外にも何もかも自分で解決しないといけないのがフリーランス。
価格交渉はいつも胃が痛く、未払いや遅延の督促など、お金でモヤモヤとすることも正直あります。
恐らく世のフリーランスの皆さまも、同じような経験を抱えてお仕事なさっているのだと思います。

また、私はキャパがないのでスケジュールを無理に詰めないようにしているのですが、案件が突然なくなってしまったり、スケジュールがずれたり、作業量が大幅に減ってしまうことがあります。
そうすると、急に手が空いてしまい、お断りしたあの案件ができたのになあ・・・と後悔することもしばしば。
手が空くと不安になり、いっぱいいっぱいになると緊張する・・・その繰り返しの日々で、まだフリーランスの不安定さに慣れません(涙)。

家族のサポートや家庭環境によって、女性の働き方は変わってくるでしょう。
フリーランスは仕事量を自分でハンドリングしやすいため、柔軟性が高く、母親・主婦業と兼務するには向いている働き方だと思います。
会社勤めをしていたら、私は何度も辞めないといけない状況になっていたでしょう。
反面、「自分の代わりがいない」という怖い側面もあるので、お仕事をお請けする度に責任の重さを痛感しています。
同じママでフリーランスの方でも、もっとバリバリ働いている方が沢山いらっしゃいますが、自分自身やこの環境を受け入れて、私なりのペースで働きたいと思っています。

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“主婦フリーランス、独立後の振り返り” への2件のフィードバック

  1. あいの より:

    初めまして!突然コメント失礼します。
    私もフリーランスでWEBデザインや、パソコン講師等をしています。
    3歳児の保育園生が一人おります。
    WEB制作のお仕事を辞めようかなと思って悩んで、色々検索しておりましたら、こちらのブログに辿り着きました。
    悩みは色々です。
    育児や家事との両立・・・お見積や請求金額での悶々とする経験をしたり・・・自分のデザインやディレクション力など限界を感じたり・・・年々WEBへの勉強意欲もなくなってきて・・・。
    なんかちょっと心が疲れていて、これから今の仕事を継続している自分を全く想像できなくなってしまって。自分は元々こんな仕事には全く向いていなかったんだろうし、これまでのクライアントさんも本当はみんな全く満足してくれていなかったんだろうな・・・。と思えて落ち込んでいました。
    40歳目前にしてこれからのことを色々と模索している中で、ブログを拝読し、ちょっと表現はおかしいかもしれませんが、少しホッとしたといいますか・・・。
    勇気をいただきました。
    時間が空けば不安に・・・案件重なればプレッシャーで体力的に無理をしてしまって、まさに綱渡り状態で・・・。
    でも、子どもが熱を出して呼び出しがあったら徒歩3分、すぐにお迎えに行けるこの環境が一番今の私が優先したいことなので、うまく自分でかじ取りしながら、頑張るしかないなーと思えました。
    突然に長々とすみませんm(__)m ありがとうございました 

  2. kunugidesign より:

    >あいのさん
    はじめまして。コメントありがとうございます!
    あいのさんはパソコン講師もされていらっしゃるんですね!素敵です!
    私も第二の職業といいますか、50代に向けて何か考えないといけないなあーという漠然とした思いがあります。
    フリーランスは定年まで働ける環境ではないからこそ、方向性に悩みますよね!
    それでも仕事は楽しいし、何より働かないと生活できないし 笑
    もんもんと考えていることをブログに書きましたが、多分、賛否両論あるんだろうなー(甘いと言う人もいるだろう・・・)と思っていました。
    少しホッとしたというご意見をいただいて、私もホッとした心境です^ – ^
    こちらこそ、ありがとうございました!

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