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ブリューゲル「バベルの塔」展を見ました

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大阪の国立国際美術館で開催中の『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ―ボスを超えて―』展覧会を見に行きました。

40代の私としましては、「バベルの塔」と聞けばまずバビル2世が思い浮かぶのですが、「バ」じゃなくて「ビ」ということは別物なのでしょうか?!

混み具合を心配しながら行きましたが、12時半頃ですとチケット売り場も入り口も並ばずに入れました。
公式Twitterでは開館直後は混み合っているとアナウンスされているので、ちょうどお昼時間帯で空いていたようです。

夏休みの平日だったので、長女を連れて。
最近、怪談に凝っているので、神戸の兵庫県立美術館にて開催中の「怖い絵展」を見に行こうかなと思っていたのですが、子連れだと遠くて大変なので断念しました。
少し前に同じく兵庫県立美術館で「ベルギー奇想の系譜展」が開催されていて、娘も興味を持っていたのですがチャンスがなく、ブリューゲルの版画は展示がこちらとかぶっていたようなので喜んでいました。
子供はこういう不思議な絵は大好きですね^ – ^
(私も好きです)

ちょっとヒグチユウコさんっぽい世界観やなあーと思っていましたら、ご本人もやはりお好きな画家さんであるようで、ショップでヒグチさんの作品が飾られていました。

バベルの塔は、意外に小さいサイズの絵でした。
あの大きさにあんなに緻密に書かれているなんて、すごい集中力やなあと思いました。絶対老眼じゃないはず!!
螺旋状にできているような不安定さを感じる建物と、画面中央にある水平線の対比といいますか、雲の位置も不自然な気がするし、なんとも不思議な絵でした。
バベルの塔の前は列になっていて、歩きながら見てくださいとスタッフの方が声かけをされていたので、あまりゆっくり眺めることができませんでした。
少し後ろからは止まって見ることができるのですが、絵が小さくてはっきり見えず。。(汗)

東京芸大の方が模写したバベルの塔が展示の最後に見られたのですが、ずいぶん大きなサイズに拡大されていたので、より本物の繊細さを実感することができました。

売店では、なぜかゆるキャラが展示されていました。
日本人、こんなん好きやね!

大友克洋さんが「INSIDE BABEL」という作品を作られていて、受付の近くに飾られていました。
AKIRA世代?の男性陣が熱心に見ておられましたよ。

右側の作品には、大友さんの手書き線が上乗せされています。

版画も含め、全体的に小さく細かい絵が多いので、これから行かれる老眼の方は双眼鏡があると尚楽しめるかもしれません!

フリーランス Webデザイナー 大阪 kunugi design

kunugi design

大阪府在住、フリーランスのWebデザイナー kunugi designと申します。
Webデザイン歴20数年。読書・映画・音楽・お笑い好き。趣味はミシンで服作り。2人の女児を育てる母親です。

https://kunugi-design.jp

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