2013/4/29

おすすめ本

ホンマタカシ著「たのしい写真」メモ

ホンマタカシさんの「たのしい写真」を読んでいます。
タイトルから初心者向きの内容なのかと思っていましたが、写真の歴史についての解説あり、著名な写真家さんとの対談あり、ワークショップありのプロ向きで充実した内容でした。
写真を勉強されている方ならかなり読み応えがあると思います。
私はド素人なので、本に出てくる写真家のお名前を検索して作品を見ながら、このブログを書いています。
写真の歴史、奥が深いです!

本の前半で、写真の歴史における大きな3つの流れ「決定的瞬間」「ニューカラー」「ポストモダン」についての解説がありました。
メモとして写真家さんのお名前などを抜粋させて頂きます。
検索するとNEVERまとめでまとめられていたページがいくつかありましたので、ブラウザショットを撮らせて頂きました。

決定的瞬間

絵画主義的写真=ピクトリアリズムから「ストレートな写真」へ。
決定的瞬間を求めて路上を小型カメラでスナップする作法。
シャッタースピードは速く、ピントは浅く。主観的。

ロバート・キャパ

Screenshot of matome.naver.jp

第一次大戦中、小型カメラのライカで撮影した報道写真に注目。

アンリ・カルティエ・ブレッソン

Screenshot of matome.naver.jp

第二次大戦後、小型カメラレンズは戦争からより身近なヒューマン・インタレスト「人間的興味」へ。
モダニズムの頂点。

関連する写真家

ニューカラー

大型カメラにより、人工的で社会的な風景を撮影。
シャッタースピードは遅く、ピントは深く。客観的。

MoMA ウィリアム・エグルストン展

Screenshot of matome.naver.jp

カラー写真が芸術として認められることになる。
なんの変哲もない、決定的瞬間のない、日常の光景。

関連する写真家

ポストモダン

映画のセットのようなシチュエーションを作って撮影する「セットアップ」という手法がポストモダンの象徴。
「私的な物語」もポストモダニズムのひとつのテーマ。

MoMA ピーター・ガラシ

セットアップの写真を集めた展覧会「Pleasures and Terrors of Domestic Comfort」を主催。
ポストモダニズムという新しい時代へと導いた。

関連する写真家

ナン・ゴールディン

Screenshot of matome.naver.jp
関連する写真家

最後に

ライカの登場と世界大戦という情勢から、モノクロで主観的な写真が主流だった「決定的瞬間」の時代。
戦後は上記と真逆のスタイルで、大型カメラにより俯瞰的に社会的な日常の風景を撮影した「ニューカラー」の流れへ。
それまでのストレートな写真表現から、セットアップされた「ポストモダン」への転換。

常に先代のポリシーに反する精神と撮影手法を持って、新しい時代へと変化してきたんだなあ・・・と、感激してしまいました。


たのしい写真―よい子のための写真教室

ホンマさんが子どもの頃に撮影した写真も載ってます!

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