フリーランスママ

2012/9/20

フリーランス, 育児

フリーランスで育児 メリット・デメリット

このブログのアクセス解析を見ておりますと、「フリーランス」や「デザイナー」に、「子供」「保育園」などのキーワードをかけあわせて検索して頂いているようで、興味深いです。

Webも含めて、デザイナーという職業で、結婚や出産を機にフリーランスになる方は多いのではないでしょうか。

職業柄、会社員の場合、残業や休日出勤が恒常化している会社も多く、家庭との両立が困難な場合もあります。
また、デザイン事務所などは10人未満の小さい会社が多いですが、中小企業では育児休暇や時短勤務などの制度がなかなか浸透していない(取れない又は取りづらい・前例がない)という話もよく聞きます。
結婚後に仕事を続ける場合、そのまま会社員として働き続けるか、 パートや派遣として時短で働くか、フリーランスに転身するか・・・恐らく一度は考えるテーマではないかと思います。

実際にフリーランスとして働くママとして、フリーであることのメリットとデメリットを考えてみました。

(※あくまでも、私の場合、ということですので予めご了承ください。)

フリーランスママのメリット

通勤時間がない

私の場合は郊外に住んでいるので、なかなか近隣でWebデザイナーの求人はありません。
大阪市内への通勤時間は片道1時間かかります。
8時間勤務であれば、子供を保育園に預ける場合、送り迎えの時間も入れると約11時間半は保育園にお願いすることになります。
通勤時間がないことで、少しでも子供といる時間を確保することができ、家事をする時間もできます。
外勤に比べ、3時間程度の気持ちの余裕が生まれることは、精神的にも肉体的にも大きいです!

仕事の合間に家事が済ませる

案件を切り替えるタイミングや、連絡待ちなどの間に、ちょこっと家事を済ませています。
洗濯を干して一仕事、食器を洗って一仕事、掃除機かけて一仕事、といった具合です。
でもこれは、クリエイティブな仕事をする上で、いかがなものか…という考えもあると思います(苦笑)。
私の場合は、家事が気分転換にもなってちょうど良い感じです♪

仕事の混み具合によって、自由なスケジュールが組める

これはママであってもそうでなくても、フリーランスの特権かなと思います。
平日の用事って、意外とありますよね。。
病院に行く、銀行に行く、セミナーに行く、マンションの設備訪問、園や学校の行事、たまには友達とランチに、などなど。
体調が悪い時は、必要な作業さえこなしていれば、残りの時間はゆっくり休めます。

受ける仕事や納期を自分で判断できる

会社員の場合、基本的には会社が受けた仕事を担当し、決められた納期内に仕上げることが重要かと思います。
フリーランスだと、仕事を受ける・受けないは自分次第。
家庭があると、作業時間は限られてしまうと思いますが、納期的にできるかどうかを判断するのも自己責任。
なので、無理な残業を強いられているという感覚はありません(だって仕事を受けるのは自分で決めたから)。
また、指名してお仕事を頂けるようになったので「女性向け」のお仕事が増えた気がします。
それは私自身も興味のある分野のデザインであることが多く、楽しいです。

昼間にできない仕事は夜間・早朝・休日などでカバーできる

制作会社さんなどは、21時頃までは普通にお仕事をされている方が多いのではないかなと思います。
小さい子供がいると、17時〜21時頃までの間に仕事をすることが難しいです。
なので、当日間に合わなかった作業は、子供が寝ている時間帯に行っています。
私にとって、仕事の時間は大きくわけて1日に2回(昼間と夜間早朝)ある、といった感じです。

色んなディレクターさん、デザイナーさんとお仕事ができる

私は複数の制作会社さまとお仕事をさせて頂いておりますので、色んなディレクターさんや営業さんとお話しする機会があります。
仕事の進め方はもちろん、ワイヤーフレーム一つにしても、色んなやり方があり、個性があって勉強になります。
デザインデータやHTMLをやりとりさせて頂くこともありますが、psdデータの作り方や、採用しているjsなど、興味深く見させて頂いています。

デメリット

自分の技術次第で仕事の範囲が決まる

私の場合、Flashのアクションスクリプトや、JavaScriptの自作・カスタマイズなどが困難です。。
かわいいイラストを書くことも苦手です。。
会社員の頃は、それぞれ得意なスタッフにお願いしていました。
でもフリーランスになってからは、できない作業はお断りするしかありません。。(すいません。。)
ただこれは、フリーランスでもチームで動いている方もいらっしゃるかと思いますので、全ての方に当てはまるわけではないかもしれません。
私の場合は、私から更に別の方に外注するというスタンスを取っていないので(制作会社さんとの契約で再外注ができないケースも多々あります) 大きな課題です(>_<)

収入が不安定

生活する上で毎月どうしてもかかってしまう固定費は発生しますが、収入はかならず一定ではありません(泣)。
ご請求のタイミングも、お取引先によってまちまちです。
中には制作や公開がずるずる延びてしまい、着手から半年後に請求、なんてこともあります。

自分の代わりがいない

同僚がいないので、突発的な事情で仕事を代わってもらうことができません。
特に困るのが家族の病気です。
うちは子供が1年で3回も入院し…ちょうど繁忙期だった時期にあたり、その際にはクライアントさまにも本当にご迷惑をおかけしました。
ワーキングマザーにとって育児や介護と仕事のバランスは頭の痛い問題です。
フリーランスだから、家で仕事しているから、全てが解決できるというわけではないのです…(-_-)。

経理や営業など、実務以外の仕事が発生

フリーランスは一人で会社をしているようなものなので、苦手だから…では逃げ切れない仕事も必要になって参ります。
営業することもありますし、慣れない簿記を勉強して経理ソフトと格闘することもあります。
ちなみに簿記はちんぷんかんぷんなので、大原さんで勉強しました(^^;)。

同僚・上司・後輩がいない

当たり前なんですが、仕事中はずっと一人きりです。
孤独と言えば孤独ですが、単純な「寂しさ」という面では、私は平気です。
そういう精神的なことよりも、会社員の頃は、デザイナーだけじゃなくエンジニアや営業・マーケティングといった様々な分野の人と一緒に仕事をすることができたことが貴重な経験でした。
他分野の方の話を聞くことで、様々な気づきがあり、Webデザインのお仕事にも活かすことができたりします。
フリーランスだと、違う職種の方に会って仕事の話をする経験があまりないですね。

まとめ

メリットとデメリットとを書き出して見比べてみて、改めて考えてみました。
メリットと思っていることも、場合によってはデメリットかもしれません。逆もまたしかり。
また、同じフリーランスでも、育児や介護をされていない方、男性と女性では、メリットと感じるポイントも異なるだろうなあと思います。

外勤していた頃を思うと、通勤時間にゆっくり本を読んだり、 町の中で広告を見たり、今の生活では体験できない時間があったように思います。
会社員だから担当できる規模の案件も、フリーランスになるとなかなか携わることができなくなっています。
会社員ならではのやりがいも経験していますし、私は絶対的にフリーランスで仕事をしたい!と思っているわけでもなく、今の生活で一番無理が少ないのが この形、ということなんですね。
ゆくゆくはまた外勤したいと思うようになるかもしれません。

「ワーク ライフ バランス」という言葉を知ったのも、家庭を持ってから。
仕事をすることは、自分の欲望を満たすだけではなく、色んな意味を持つようになりました。
私にとって、今の生活にあった働き方を選ぶことができたのは、幸せなことだと思います。
女性が家庭を持ち、ブランクがあったり年をとったとしても、もっと多様な働き方ができるようになればいいのになあと日頃考えています。

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“フリーランスで育児 メリット・デメリット” への1件のコメント

  1. […] きます。 制作会社さんも、発注側として登録されている方が多そうですね。 以前、私のブログの記事をクラウドワークスの社長さんがtweetして下さって、その際のアクセスはものすごか […]

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