2018/9/17

おすすめ本

あの頃の別マ

主人公の傍若無人なふるまいと、脈略のないストーリー展開で物議を醸し出している?現在放映中の朝ドラ「半分、青い」。
私も早々に離脱しかけましたが、文句言いながらもなんやかんやとチェックしております。
最近は「#半分ホラー」のタグも楽しみにしています。

ドラマ中盤の漫画家編で登場したオフィス・ティンカーベル。そこには、くらもちふさこ先生の壁画が!!
あの数々の名作を描いている作者が、気難しい中年おじさん(!)という設定に、脚本家はちゃんと漫画を読んだのか?!と怒りさえ湧いてきたのは私だけでしょうか。。
最初は違和感ありありでしたが、振り返ってみると、あのドラマの中では秋風先生が最もまともで愛されキャラだったなーと思います。

鈴愛はまさに私と同年代。
小学生の頃はりぼんやなかよし、中学生になると別マ(別冊マーガレット)、高校生になると岡崎京子、と読んで大人になってまいりました。
思春期に読んだ別冊マーガレットの作品は、今でも時々懐かしく読み返しています。
特に好きだったのが、都会的でおしゃれなくらもちふさこと、少女の心理描写がリアルな紡木たく。
私の中では前者はキョンキョン、後者は中森明菜のイメージです。
そんな大好きな漫画家さんの当時の作品をご紹介します!

くらもちふさこ

アンコールが3回

内緒でマネージャーと結婚している歌手のお話。
アンコールは既定路線の2回じゃなくて3回欲しい、という意味のタイトルです。
主人公は元々バンドをやっていてソロデビューをした女の子で、アイドルというよりはアーチスト。
アイドル全盛期の当時はそういう歌手の方っていなかったと思うので、設定自体も斬新だったと思います。
とにかく登場人物が格好よくて、憧れまくった作品です。ラストシーンも映画のよう。
岡崎京子のヘルタースケルターを、ちょっとマイルドにした感じかも。

東京のカサノバ

こちらも芸能関係のお話なのですが、やっぱりカッコいい女性がたくさん出てきます。
テーマはブラコンなんですけど、子供の頃って、優しくて守ってくれるようなカッコいいお兄ちゃんがいたらなあーって憧れるじゃないですか!
もうまさにそういう思春期女子のハートをわしづかみですよ〜。
モデルさんのファッションなど、80年代の空気感が伝わってくる作品です。

Kiss+πr2

この作品は主人公が雑賀くんっていう男の子なんですけど、もうめちゃめちゃかっこいい〜〜!!と目がハートになって読んでいました。
黒髪ぱっつんボブの冬子というクールな女子が出てくるのですが、まだ聖子ちゃんのようなレイヤーカットが主流だった時代に、本当にカッコよくて憧れでした。
私が今だにボブが好きなのは冬子のおしゃれなイメージが強いからだと思っています。
ネタバレになっちゃうけど、最後の方で「このマヨネーズかけたらもっと美味しくなるよ」というようなセリフのコマがありまして、そのシーンがじーんと胸に焼きついています。
家族の暖かさが染みるお話でした。

A-Girl

モデルをしているカッコいい男の子と、翻弄される女子たちのお話。
今ならこんなマセてる高校生いるんかな?と思いますが、当時はきっと羨望の眼差しで読んでいたのでしょう。
主人公の髪型が当時のマドンナっぽくかわいくて、たくさん模写したのを覚えています。
2巻に「セルロイドのドア」という短編が掲載されているのですが、このお話が当時大好きだったなあー。
他の漫画のようにそんなに美人ではないフツーの女の子が主人公で、自分を重ねて見てしまった部分もあったのかもしれません。

紡木たく

ホットロード

当時ヤンキーでもなかった私でもどハマりしたのは、きっと大人との関係性に悩んだり、葛藤があったからでしょう。
春山は普段はチョけてるけど、和希にはまっすぐで、まだ恋愛など知らなかった子供の私には、そんな二人が理想的なカップルに見えたのでした。
オキシドールを買ってきて、髪にふりかけてドライヤーをかけて、でも和希のようには金髪にはならなかったんですけど、少し近づけたのかなあと感じていました。
大人になっても時々借りて繰り返し読んでいます。
能年玲奈ちゃんが演じた映画をまだ見ていないのですが、和希は全く能年ちゃんのイメージではないのですよね。。
あえてそうキャスティングしたのかもしれないけど、違和感がありすぎて見たいような見たくないような。。
むしろ、和希は広瀬すずちゃんだなあ。かわいくて、儚げで、影があって、強い意思を持ってそうな目で。もう彼女もお姉さんになっちゃったけど、海街diaryの頃に演じて欲しかった!



瞬きもせず

初めての恋愛の不器用な感じが繊細に描かれていて、普遍的な少女漫画です。
当時は親に対する劣等感のような気持ちに共感していたけれど、今となってはその親の立場でせつなくなってしまいます。
この作品に限らず、紡木たくの漫画では複雑な家庭環境の子がたくさん出てくるんですけど、そんな子供の心の中がリアルに描かれているなあと思います。将来どうなりたいって気持ちも、家庭を振り返ると、どこかブレーキがかかってしまうんですよね。。






机をステージに

耳上がくせ毛になる主人公、私も同じなのでものすごく覚えています。
中高生の頃、バンドをしている同年代の人たちって、本当に憧れでした。
主人公のように毎日が空っぽで漠然と死にたいって思う気持ち、思春期には誰もが通る道なのかもしれないけど、共感できる漫画は救いでもあったと思います。

最後に

もう大人になって忘れてしまった気持ちを思い出させてくれる少女漫画。
時々読み返すと、親の視点から新たに感じることもあったりして、面白いですよ!

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